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2018.10.17(水)

「信頼できるコンピューティング」を目指す取り組みの10年を振り返る(日本マイクロソフト)

 日本マイクロソフトは31日、これまでのセキュリティへの取り組みと将来技術の方向性について、品川の本社でメディア向けの懇談会「Microsoft Media Exchange」を開催、日本マイクロソフト 最高技術責任者(CTO)の加治佐俊一氏がプレゼンテーションをおこなった。

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 日本マイクロソフトは31日、これまでのセキュリティへの取り組みと将来技術の方向性について、品川の本社でメディア向けの懇談会「Microsoft Media Exchange」を開催、マイクロソフト ディベロップメントの代表取締役社長で日本マイクロソフトの最高技術責任者(CTO)を兼任する加治佐俊一氏がプレゼンテーションをおこなった。

 10年前、マイクロソフトの創業者で当時の会長であったビル・ゲイツが「信頼できるコンピューティング(Trustworthy Computing:TwC)」を提唱。TwCとは、「すべての人にとって、コンピューターを利用することが安全であり、プライバシーが確保され、信頼できるもの」とするためにマイクロソフトがなすべきことを定めたもの。加治佐氏はこれまでのTwCへの取り組みと、今後の10年に向けた「NEXT TwC」について紹介。

 加治佐氏は、この10年間の世界人口とインターネット利用者数を比較するインフォグラフィックスを示し、「この10年間で人口は10億人増えたが、インターネット人口は20億人増えた。ネットユーザーが増えるにつれて悪意のあるソフトウェアも残念ながら広がってきてる」と指摘。マイクロソフトでは設計・開発の段階から、現在の脅威だけでなく将来起こりうる脅威を考慮して、信頼できるコンピューティング環境を構築することに取り組んでいる。

 具体的には、コンセプト段階から開発、内部検証、ベータ版テスト、そしてリリース・運用にまで至る製品ライフサイクルの中で信頼できるサービスを構築し、セキュリティ問題の早期対応を図る“Security Development Lifecycle”を策定している。また、セキュリティ情報を配信したり、セキュリティ対策を漫画として展開したり、ポータルサイト上で連載をおこなうなど、日本独自の取り組みも実践しているほか、政府機関や大学、研究機関などとの連携やiPv6技術検証協議会を通じて業界で組織した団体活動によりセキュリティ向上に取り組んでいる。

 加治佐氏は、昨今のセキュリティ問題の難しさとしてスマートフォンとクラウドの浸透を挙げ、これらを通じて機密情報が狙われている点を指摘。「TwCを考えていくうえで
テクノロジーが変わっているという認識が必要。(クラウド/ビッグデータ時代の到来は)プライバシーと情報の活用を天秤にかけることが非常に難しい時代となった。今後もセキュリティに対する理解と対策が不可欠」と強調した。

 なお毎年2月に実施される「情報セキュリティ月間」において、日本マイクロソフトでは「Love PC」をテーマに、セキュリティパッチの適用を促す呼びかけや啓発をおこなっていくという。

「信頼できるコンピューティング」を目指す取り組みの10年を振り返る……日本マイクロソフト 加治佐CTO

《北島友和@RBB TODAY》

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