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2018.01.17(水)

ブレッチリー・パークがアラン・チューリングの初日カバーを宣伝~エニグマの暗号解読者が2012年の切手に(The Register)

国際 TheRegister

コンピュータの先駆者で、エニグマの暗号解読者であるアラン・チューリングの生誕100年を記念して、またブレッチリー・パークのリノベーション用資金集めの一環としてデザインされた切手が、来月発行される。

これらのカバーは基本的に、発行初日に新しい切手のセットを販売するためにデザインされた洒落た封筒で、2月23日に4種類のデザインがリリースされる。

同カバーはそれぞれ500セット限定、各9.99ポンドとなっており、ここでプレビューできる。

最初のものは、Firecatcher DesignのRebecca Peacockがデザインしたもので、チューリングの肖像が掲載されている。他の3つは、チューリングと同僚の暗号解読者たちが第二次世界大戦中、生活していた建物が描かれており、Steve Williamsのアーティストたちによるものだ。

4種類のカバーにはすべて、チューリング・ボンブ(ドイツのエニグマを解読するために作成されたマシン)を描いた郵便切手が貼られており、ボンブの36の車輪の一つを描いた発行日の消印が押されている。

記念切手の発行は、人工知能から現代のコンピュータまで、すべての開発の先駆者として高い評価を得ている数学の天才、チューリングの生誕100年のお祝いの一環だ。

さらに重要なのは、彼がブレッチリーの同僚と行った、エニグマやドイツ、日本の他の暗号の研究で、彼の仕事は第二次世界大戦を2年短縮したとみられている。

チューリングは英国政府に迫害されたことで知られており、1952年に同性愛で有罪判決を受けると、化学的去勢を受けることさえ強制された。そして二年後、かれは41歳で自殺している。

2009年、Gordon Brown首相はついに、チューリングに対する扱いについて沈黙を破り、彼が戦後受けた「ゾッとする」迫害に関して公に謝罪した。

切手の販売による収益は、ブレッチリー・パークの懐に収まる。なお、ブレッチリー・パークは先月、Googleが修繕のために約束した50万ポンドという、少し早いクリスマス・プレゼントを受けとっている。

※本記事は全文を掲載しました

© The Register.


(翻訳:中野恵美子
略歴:翻訳者・ライター
《ScanNetSecurity》

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