社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は1月20日、宮城県警生活環境課サイバー犯罪対策室と仙台北署が1月18日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた熊本県熊本市の大学生男性(27歳・中国籍)を著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕し、1月20日に仙台地検へ送致したことを著作権侵害事件として発表した。この男性は2010年12月28日から2011年1月1日頃までの間、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional Plus 2010(評価版)(日本語版)」を複製したDVD-R3枚を、仙台市の男性ら3人に対し合計約30,000円で販売していた。警察の調べによると、男性は小遣い稼ぎのために、ファイル共有ソフトからマスターを入手して作成した海賊版を販売していたと供述しているという。