ラック西本氏、日本はサイバー攻撃に脆弱(ラック) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.08.22(火)

ラック西本氏、日本はサイバー攻撃に脆弱(ラック)

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント

株式会社ラックは12月16日、都内でプレス向けのブリーフィングを開催し、同社取締役最高技術責任者の西本逸郎氏が、「ゆく年くる年」と題して本年の情報セキュリティ総括を行った。

まず同社事業推移として、同社セキュリティオペレーションセンターJSOCの監視センサー数は、震災以降一時的に減少するもその後ソニー社への一連の攻撃の影響により増加に転じ、さらに9月以降の政府・防衛産業への攻撃が明るみに出たことで急伸した。ペネトレーションテストの受注も9月以降増加を続けており、予算規模が大きい案件が増えている。

西本氏は、2011年のセキュリティを表す今年の言葉として、震災によってIT依存への認識が深まった「ディザスタリカバリ」、ゴールドラッシュ状態にありアプリケーションの民主化を進める「スマートフォン」、社会的メッセージを伴うパターンと民族国家による諜報活動の場合がある「標的型(攻撃)」の3つの言葉を挙げた。

つづく2012年の予測の中で、サイバー空間での主導権争いとそれに伴う秩序形成が進み、サイバー諜報活動への対策が急務であると述べた。

また、同氏は、自身の主観に基づくものであることを前置きしたうえで、「攻撃力(5段階評価)」「防御力(5段階評価)」「戦力(攻撃+防御の10段階評価)」「守るべき資産(10段階評価)」の4つの指標をもとに、US、ロシア、中国、韓国、ならずもの国家、テロリスト、ハッカー集団の8つの国家または非国家組織について、サイバー戦力と脆弱性を分析した表を披露した。守るべき資産の指標を戦力の指標で割り算をすることで、相対的な攻撃への弱さを数値化する。

この、西本氏の主観に基づく試算によれば、日本は攻撃力は最も低く、防御力も最低レベルである一方、守るべき国家・防衛機密や知的財産などが米中に次いで高い数値であるため、相対的にサイバー的に最も脆弱な国家になっており、日本こそが標的となっていると述べた。
《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

研修・セミナー・カンファレンス カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. FFRI 鵜飼裕司の Black Hat USA 2017 注目 Briefings ~ マルウェアの復活

    FFRI 鵜飼裕司の Black Hat USA 2017 注目 Briefings ~ マルウェアの復活

  2. あのランサムウェアはいくら儲かったのか? Locky が 780 万ドル、WannaCry は?

    あのランサムウェアはいくら儲かったのか? Locky が 780 万ドル、WannaCry は?

  3. サイバー犯罪捜査に正しい知識と技術を - 静岡のITベンチャー

    サイバー犯罪捜査に正しい知識と技術を - 静岡のITベンチャー

  4. これまでの 20 年とこれからの 20 年 ~ Black Hat 2017 ジェフ・モス開会挨拶

  5. 開発者などに向けたアプリケーションセキュリティトレーニングを無償開催(The OWASP Foundation)

  6. 「CODE BLUE 2017」は11月、一般向けおよび女性向けCTF国際大会を初開催(CODE BLUE事務局)

  7. ランサムウェアの歴史と未来 - 世界最初のランサムウェアはフロッピーを郵送?(ESET)[Security Days Spring 2017 レポート]

  8. アジア最大規模の国際セキュリティカンファレンス ISEC 2017、韓国ソウルで9月開催

  9. 高度IT人材の発掘~セキュリティ・キャンプの応募課題がすごすぎる件

  10. コネクテッドカーが持つ潜在的なリスクとセキュリティ対策のための3つの柱

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×