「コピー制御メモリ」は、イメーションの高セキュリティ「DEFENDER USBフラッシュメモリ」と日立ソリューションズのUSBメモリによる持ち出し、データの情報漏えいを防止するソフトウェア「秘文LE Personal Office」を組み合わせた製品。暗号化により、データの流出とUSBメモリからのデータのコピーを制御し、データの保護と情報漏えい対策を実現した。
「秘文LE Personal Office」はUSBメモリに保存するデータを自動的に暗号化し、また、出張先や取引先などの外部PCにおいてもセキュアにUSBメモリ内のデータを編集できるソフトウェア。一方、「DEFENDER USBフラッシュメモリ」は、FIPS140-2認定を取得済みの暗号モジュールを内蔵したハイエンドセキュリティUSBメモリとなる。2012年1月から日立ソリューションズより公共機関、一般民需向けに販売(USBメモリの容量は1GB、2GB、4GB)、2012年2月頃からはイメーションより中堅、中小顧客向けに販売を開始する(USBメモリの容量は2GB、4GB)。
さらに日立ソリューションズは、デバイスの使用可否制御やUSBメモリの個体識別制御を行うことでPCからの不正な持ち出しを制御する「秘文AE Information Fortress」における、デバイス個体識別機能の推奨製品として、イメーション製のセキュリティUSBメモリを検証し、正式な推奨製品と認定したこともあわせて発表した。今後両社は、協力して海外市場のセキュリティ分野の開拓に取り組んでいく予定。「秘文AE Information Fortress」とその推奨製品であるイメーションのUSBメモリを組み合わせて、イメーションの韓国と台湾のグループ会社を通して12月から販売活動を開始する。