日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は1月12日、これまでの秘文製品との連携に加え、PC1台からでも簡単に導入・運用できる新たな秘文シリーズ「秘文LE(Light Edition:ライトエディション)シリーズ」の提供を開始すると発表した。本シリーズ最初の製品として、社外でのデータの安全な利用を実現する「秘文LE Personal Office」を2月26日から販売開始する。 同製品は、大規模ユーザーを中心に広く導入されてきた「秘文」ソリューションの情報漏えい対策機能を、クライアントレベルで簡単かつ低コストに実現するライト版。秘文専用USBメモリを利用し、出張先や自宅PCにそのUSBメモリを挿すだけで、中のデータが編集・参照できる「携帯オフィス環境」を簡単に実現可能。使用する社外PCに秘文ソフトなどのインストールは不要で、Office、一太郎などの使い慣れたアプリケーションでデータを編集・参照することが可能。 また、編集・参照したデータは専用USBメモリにのみ保存可能なため、社外PCにデータが残る心配はない。加えて、専用USBメモリ内のデータは自動的に暗号化されるため、社外でUSBメモリを紛失しても、第三者への情報漏えいを防止できる。1ライセンスで専用USBメモリ1本が利用可能。価格はオープン。 また同社は、この新シリーズ提供と併せ、「秘文AEシリーズ」の強化製品として、サーバからの不正な持ち出しを制限する新製品「秘文AE ServerDefender」を1月29日から販売する。 http://hitachisoft.jp/press/archive2010/news100112.html