トレンドマイクロ株式会社は11月10日、モバイルデバイス向けセキュリティ対策ソフトウェア「Trend Micro Mobile Security 7.1(TMMS)」を2012年1月12日より受注開始すると発表した。新バージョンでは、Android、Windows Mobileに加えiOS、BlackBerryにも対応した。新たに対応したiOS、BlackBerryではリモートロックや機能制限などのデバイス管理を提供し、2011年8月より提供しているAndroid向けの機能では設定の強制適用やログ管理を新たに追加し、管理機能を強化している。セキュリティ対策と集中管理が行える「スタンダード」(3,110円)と、デバイス管理も可能な「アドバンス」(6,220円)のラインアップとなる(価格はともに250~499アカウント)。TMMSは、スマートフォンやタブレット端末などのモバイルデバイス向けに、不正プログラムの検索や不正なWebサイトへのアクセスを防止するセキュリティ対策と、盗難/紛失時の端末データの消去、位置情報(GPS)による端末の検索、カメラやBluetoothの使用制限などのデバイス管理機能の双方を提供する企業向けのセキュリティソフトウェア。企業のシステム管理者は管理サーバからOSやパターンファイル情報の一元管理、端末へのパターンファイルの強制アップデート、端末のログ収集などを行い、ビジネスで利用するモバイルデバイスのセキュリティを統合的に管理できる。