社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月1日、函館方面木古内署が10月31日、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた北海道小樽市の暖房器具販売業男性(62歳)を、北海道警生活経済課サイバー犯罪対策室と函館方面生活安全課の応援を得て著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。この男性は2011年5月以降、インターネットオークションを通じて、アドビ システムズ インコーポレーティッドが著作権を有する「Adobe Creative Suite 5 Master Collection 日本語版(30日間体験版)」を複製したDVD-R合計6枚を東京都の男性ほか2名に対し合計9,000円で販売していた。警察の調べによると男性は容疑を認めており、生活費を稼ぐために海賊版を販売していたと供述している。