三菱重工業などに行われた標的型攻撃の手法を解析、再現したレポート(FFR) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.16(土)

三菱重工業などに行われた標的型攻撃の手法を解析、再現したレポート(FFR)

脆弱性と脅威 脅威動向

株式会社フォティーン技術研究所(FFR)は9月27日、緊急レポート「国内防衛産業企業に対する標的型攻撃」を公開した。これは9月、三菱重工業など日本の防衛産業メーカーに対し、標的型攻撃と思われるマルウェア感染が発生したと報道されていることを受けたもの。標的型攻撃は一般的に、実在する組織名やメールアドレスを詐称していることがあり、一見するとマルウェアと判別できない件名や本文が記載されている。

報道によると、本攻撃は悪意のあるPDFファイルをメール添付ファイルとして送信し、Adobe FlashとAdobe Readerの脆弱性を利用してバックドアを対象に設置するという手法が取られていたとされている。標的型攻撃の被害に遭うと、機密文書や機密メールの漏えいなど、致命的な情報流出に発展する可能性がある。FFRでは、本攻撃に用いられた脆弱性攻撃「CVE-2011-0611」をMetasploitにて再現、解析を行った。なお、「FFR yarai」では当該マルウェアが悪用するCVE-2011-0611脆弱性を利用した攻撃を、yaraiのZDPエンジン(未知・既知の脆弱性攻撃を防御するエンジン)によりパターンに依存せずにブロックした。
(吉澤亨史)

http://www.fourteenforty.jp/products/yarai/CVE2011-0611/
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  3. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

    「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  4. 複数のTLS実装に、暗号化通信データを解読される脆弱性(JVN)

  5. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  6. Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  7. Microsoft Office の数式エディタにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  8. AIや機械学習による自動化がさまざまなサイバー攻撃に活用、2018年予想(フォーティネット)

  9. 脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の集合教育向け手引書と解説資料を公開(IPA)

  10. サポート終了のモバイルルータ「PWR-Q200」に脆弱性、使用中止を呼びかけ(JVN)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×