標的型攻撃「Operation Shady RAT」の被害の状況を公開(マカフィー) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.19(木)

標的型攻撃「Operation Shady RAT」の被害の状況を公開(マカフィー)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

マカフィー株式会社は9月2日、過去5年間にわたって世界70以上の企業、政府機関および非営利団体を標的にした不正侵入攻撃「Operation Shady RAT」について、攻撃手法と動機の分析を行った調査レポート「Operation Shady RATの全貌」を公開した。同社では、この攻撃者が使用している1台のコマンド&コントロールサーバへのアクセスに成功し、ログを収集した結果、ログの記録が開始された2006年半ば以降の被害者の状況が明らかになった。

侵入の手法は標的型の侵入としてはごく標準的であり、エクスプロイトを含むスピアフィッシングメールを企業内の適切なアクセス権を持つ特定の個人に送信し、パッチが適用されていないシステムでこのエクスプロイトが開かれると、埋め込みマルウェアのダウンロードが開始されるというものであった。分析の結果、被害を受けた71の組織を特定できたという。その内訳は、政府機関21、工場関連6、電気、IT、メディアなど13、防衛関連13、金融関連6、政治、経済、スポーツなど12となっている。国では米国が49と最も多く、カナダ(4)、台湾(3)、韓国(2)、日本(2)など14カ国となった。侵入期間が最も長かったのはアジアのオリンピック委員会で、2007年7月から28カ月間となっている。
(吉澤亨史)

http://www.mcafee.com/japan/security/rp_OperationShadyRAT.asp
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

    最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

  2. 平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

    平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

  3. セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

    セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

  4. 「WannaCry」はビジネスを回復不能にする「DeOS型攻撃」の出現を示唆(シスコ)

  5. IoT機器への不正アクセスが目的と思われる、MQTTによる探索行為が増加(警察庁)

  6. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  7. 比較的少ない400ノードで毎秒75Gbpsという今期最強のDDoS攻撃を発生(アカマイ)

  8. 3月の「Apache Struts」の脆弱性に最大1日40万件超の攻撃を検知(日本IBM)

  9. 「WannaCry」などのインシデントを防ぐには、アップデートと設定見直しが鍵(ラック)

  10. ウイルスに感染したIoT機器からの攻撃、メキシコでの大規模乗っ取りで急増(横浜国立大学、BBソフトサービス)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×