株式会社スポーツギアは8月23日、同社が運営するテニス用品の通販サイト「テニスギア」において不正アクセスが発生し、利用者のクレジットカード情報の漏えいが判明したと発表した。これは2011年5月下旬、利用者のクレジットカード不正使用に関する複数の照会を受けたことから社内調査および第三者機関による二重の調査を行ったところ、SQLインジェクションによる国内・海外(主に中国)からの不正アクセスを確認したというもの。調査の結果、不正アクセスによって窃取された情報は同社データベースサーバ内にあったオンラインショップの受注データに含まれるクレジットカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)で、2011年2月10日から5月16日にテニスギアでクレジットカード決済を利用した263件(うち10件は同社関係者、5件は有効期限切れで使用不可)であることが判明した。不正アクセスは5月14日から5月16日にかけて断続的に実施されたという。(吉澤亨史)http://www.tennis-gear.net/notice/illegalaccess2011.html