トレンドマイクロ株式会社は8月22日、国内のインターネットユーザを対象に実施したソーシャルネットワークサービス(SNS)利用に関するWebアンケート調査の結果を発表した。本調査は6月28日から6月30日にかけて、12歳以上の国内インターネットユーザを対象に実施したもの。有効回答数は618名。調査結果によると、twitter、mixi、facebookなどのSNS利用中に受け取るメッセージ内に含まれるURLのセキュリティ意識について、送信元の人物との関係性が深いほど、ためらいなくリンクをクリックする傾向が強く、オフラインで面識のある友人・知人からのメッセージであれば約半数が特に気にせずクリックしていることが明らかになった。調査対象者のSNS利用率は、twitterが48.2%、mixiが46.8%、facebookが29.8%。面識ある友人・知人からのメッセージは46.7%が「特に気にせずクリックする」に同意しており、オンラインのみの友人・知人からのメッセージに比べ、同意する率が30%以上高い結果となった。また、いかなるメッセージでも「特に気にせずクリックする」の同意は4.7%と低く、「やや同意しない」「同意しない」の合計で83.3%となっている。なお、面識ある人物からのメッセージに対する警戒心として、年代別では20代から30代が40代から50代に比べ疑いを持つことが少ない傾向が強いほか、性別ではやや女性の方が強い傾向が見られた。(吉澤亨史)http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20110819013710.html