株式会社シマンテックは7月20日、インターネットの安全性に関するシマンテックのオンライン調査の結果をブログで発表した。調査結果によると、80%の回答者がSSL暗号化を示す鍵マークを確認すべきだと知っているにもかかわらず、鍵マークがなければ取引を中止すると回答したのは55%にとどまった。同様に、81%の回答者がセキュアなインターネット接続(HTTPS)を確認すべきだと知っているにもかかわらず、セキュアURLが証明書のドメインと一致しない場合に取引を中止するのは56%のみであった。また、55%の回答者は、EV SSL証明書が発行されていることを示す緑色のアドレスバーを確認すべきだと知っていた。半数以上(54%)の回答者が緑色のアドレスバーがWebサイトの安全性を示していることを知っており、緑色のアドレスバーを見ても安全だと感じないと回答したのはわずか1%であった。その一方で、半数近く(46%)は、緑色のアドレスバーを見た記憶がないか、見てもどちらとも感じない、と回答している。サードパーティーのトラストマークやシールにおいても、ほぼ同様の結果となった。(吉澤亨史)http://www.symantec.com/connect/blogs-212