マイクロソフト株式会社は7月13日、2011年7月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り4件。最大深刻度が「緊急」のものは「MS11-053:Bluetooth スタックの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2566220)」の1件のみ、最大深刻度が「重要」のものは「MS11-054:Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される(2555917)」「MS11-055:Microsoft Visio の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2560847)」「MS11-056:Windows クライアント/サーバー ランタイム サブシステムの脆弱性により、特権が昇格される(2507938)」の3件となっている。「MS11-053」「MS11-054」「MS11-056」のパッチは適用時に再起動が必要、「MS11-055」は再起動が必要となる場合があるとしている。(吉澤亨史)http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-jul.mspx