独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月24日、サイボウズ株式会社が提供する複数の製品にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「サイボウズ Office 6」「サイボウズ ガルーン バージョン 2.0.0 から 2.1.3 まで」「サイボウズ デヂエ 6.1 より前のバージョン」「サイボウズ メールワイズ 3.1 より前のバージョン」「サイボウズ コラボレックス 1.5 より前のバージョン」には、メール機能における画像処理にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、当該製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN54074460/http://jvn.jp/jp/JVN80877328/