マカフィー株式会社は5月9日、スマートフォンユーザに向けユーザ自身とその個人情報を守るためのヒントをブログで発表した。現在、世界中に約40億台の携帯電話があり、このうち10.8億台がスマートフォン、30.5億台がSMSに対応しているという。またスマートフォンは電話としての機能はもちろん、おもにソーシャルネットワーキングに使用されている傾向がある。外出中のゲーム、ビデオやYouTubeの視聴、写真の閲覧と共有、TwitterでのつぶやきやFacebookのアップデートが当たり前のものになってきている。一方で、スマートフォンのセキュリティ脅威も大きな懸念点であり、紛失や盗難は日常茶飯事となっている。実際に警視庁のデータによると、2010年の携帯電話の遺失件数は過去最高の21万件超であったという。スマートフォンを紛失すると、買い換え費用以上の損害を被る状況にある。そこで同社では、スマートフォンに保存している貴重な個人情報を保護するため、今からでも実行可能な簡単な5つのヒントを紹介している。・他人と共有しない・適切なパスワードを使用する・無料のWi-Fiを使用しない・不審なメッセージは開かない・セキュリティソフトを導入する(吉澤亨史)http://www.mcafee.com/japan/security/mcafee_labs/blog/content.asp?id=1211