株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(SST)とネットエージェント株式会社は4月20日、Webアプリケーションの脆弱性研究の技術提携とWebアプリケーションの診断サービスに関する代理店契約を締結し、販売を開始したと発表した。ネットエージェントでは、研究開発部内にセキュリティ研究組織を立ち上げ、研究員である長谷川陽介氏らによってHTML5など技術革新が非常に速いWebアプリケーションに関わる技術の研究が進められている。今回の提携は、そのセキュリティ研究組織の研究成果をSSTのWebアプリケーション診断サービスにいち早く取り入れ、両社のノウハウを組み込んだ形で、ネットエージェントを通じて販売を開始するというもの。また本提携を受け、5月1日付けでSSTの技術顧問に長谷川氏が就任する。本提携によりSSTでは、これまで以上に新技術に対するWebアプリケーション診断サービスの対応力が強化されるす。両社はさらに連携を強化し、ユーザが求めるセキュリティ環境の構築を目指すとしている。(吉澤亨史)http://www.securesky-tech.com/topics/2011/0420n.html