RealPlayer の cdda://URI 処理に起因する任意コード実行の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.07.23(月)

RealPlayer の cdda://URI 処理に起因する任意コード実行の脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

1.概要
RealNetworks RealPlayer の ActiveX コントロールには、cdda://URI の取り扱いに不備が存在するため、初期化されていないポインタを参照してしまう脆弱性が報告されました。
悪質な Web ページを閲覧した場合、リモートの第三者によってシステム上で不正な操作が実行される可能性があります。
この脆弱性は、CHkr_D591 によって 2009/11/24 に発見され、2010/10/15 に RealNetworks が問題を解消した RealPlayer をリリースしたものになります。その後、2011/3/17 にこの脆弱性を悪用する攻撃ツールが Metasploit で公開されています。今後、当該脆弱性を悪用するマルウェア等が出現する可能性が考えられるため、対象のユーザは速やかに以下に記載する対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
9.3
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2010-3747&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AC/I%3AC/A%3AC%29


3.影響を受けるソフトウェア
RealNetworks RealPlayer Enterprise 2.1.2
RealNetworks RealPlayer SP 1.1.4 以前


4.解説
CD Direct Digital Audio (CDDA) プロトコルハンドラ (cdda://) を使用することで、CD からオーディオトラックを読み込むことが可能です。

RealNetworks RealPlayer の ActiveX コントロールには、CDDA プロトコルハンドラを利用した URI (cdda://URI) を処理する際にオブジェクトの特定のコンポーネントを適切に初期化しない不備が存在します。
このため URI 部分に過度に長い文字列が指定された cdda://URI を処理した場合に、オブジェクト内の初期化されていないポインタを参照してしまう脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することで、リモートの攻撃者は RealPlayer を実行するユーザの権限で任意のコード実行が可能となります。

なお、Windows プラットフォームの RealPlayer のみが脆弱性の影響を受け、Linux/Mac プラットフォームの RealPlayer は影響を受けません。

また、この脆弱性を解消する RealPlayer では、他多数の脆弱性についても解消しています。詳細につきましては、関連情報の RealNetworks が提供するセキュリティアドバイザリを参照下さい。


5.対策
(Web非公開)

6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバーリスク総合研究所 コンピュータセキュリティ研究所

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Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html
《ScanNetSecurity》

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