独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月19日、アップルがiTunesのアップデートを公開したことを受け、前バージョンに存在する脆弱性についての注意喚起を「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Apple iTunes 10.2.2より前のバージョン」には、複数の脆弱性(CVE-2011-1290、CVE-2011-1344)が存在する。この問題が悪用されると、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)によりDoS攻撃を受けたり、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、アップルが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU990878/