フォーティネットジャパン株式会社は4月18日、過去30日間の脅威の状況に対する調査レポートを発表した。本レポートは、同社のFortiGuard Labsが世界中で稼働しているFortiGateネットワーク セキュリティ アプライアンスおよびFortiGuard Labsの監視システムから収集したデータに基づき、過去4週間の脅威に関する統計およびトレンドを収集・集計したもの。レポートでは、Torpigボットネットが再出現し、新たなボットネット アクティビティの30%を占めていると報告している。また、今回検知されたTorpigボットネットのコマンドおよびコントロール発生源のほとんどは、ロシアおよびスーダンに存在するマシンからであった。これに対して、Hilotiボットネットは新たに台頭したボットネットのトラフィックのうち約15%を占め、そのトラフィックの大半はオーストラリアおよびスウェーデンで検出されたとしている。http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2011/pr041811.html