株式会社シマンテックは4月18日、個人ユーザ向けウイルス対策ソフト「ノートン アンチ ウイルス」と、セキュリティ対策ソフト「ノートン インターネット セキュリティ」の2012パブリックベータ版を発表した。ベータ版はノートンベータセンターから無償でダウンロードできる。また、ノートン パブリック ベータ フォーラムで、ベータ版製品を試用した感想を話し合い、製品のフィードバックができる。同ベータ版においても、パフォーマンスを犠牲にせずに中核機能として強力な保護技術を提供しているという。ベータ版はノートンが独自に開発したレピュテーション(評価)ベースのセキュリティ技術の最新バージョン「インサイト3.0」を搭載している。同技術は、シマンテックユーザの中から任意での協力により集められた数百万の匿名ソフトウェア採用パターンを活用し、新たな悪意あるソフトウェアを自動的に検出して阻止する。また、実行前にすべてのファイルの安全性を確認するダウンロード インサイトがアップデートされ、ダウンロードしたアプリケーションをPCにインストールする際に、システムが不安定になる可能性がある場合には、その情報をユーザに通知できるようになった。アプリケーションの振舞いを常時チェックする「SONAR」もアップグレードされている。http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20110418_01