マイクロソフト株式会社は3月9日、2011年3月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り3件で、最大深刻度が「緊急」のものは「MS11-015:Windows Mediaの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2510030)」の1件のみ。最大深刻度「重要」のものは、「MS11-017:リモート デスクトップ クライアントの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2508062)」および「MS11-016:Microsoft Groove の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2494047)」の2件となっている。今回公開されたセキュリティ情報はすべて、悪用されるとリモートからコードを実行される可能性がある。また、すべてのパッチは適用後に再起動の必要がある。(吉澤亨史)http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-mar.mspx