マイクロソフト株式会社は3月4日、2011年3月度のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は3月9日で、3件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のもの1件と「重要」のもの2件。「緊急」のものはMicrosoft Windowsが影響を受けるもので、リモートからコードを実行される脆弱性となっている。「重要」のものは、Microsoft Windowsが影響を受けるものと、Microsoft Officeが影響を受けるものとなっており、やはり脆弱性はリモートコード実行のものとなっている。なお、今回のすべて更新で適用時に再起動が必要となる。なお、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定だ。(吉澤亨史)http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-mar.mspx