独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月28日、「IBM WebSphere Portal Server」の入力値検証に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。パッチを適用することで本脆弱性を解消できる。「IBM WebSphere Portal」「Lotus Web Content Management」「IBM Lotus Quickr for WebSphere Portal」の複数のバージョンには、XML 経由で転送された entry path の入力値の検証に脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、該当製品にログイン可能な第三者によって、システム内の情報を取得されたり、閲覧されるなどの影響を受ける可能性がある。(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU375127/