株式会社Kaspersky Labs Japanは2月2日、同社のロシア本社が1月21日に、GoogleのURL短縮サービス「goo.gl」を悪用し、急速に拡散している新種のTwitterワームを検知したとするニュースリリースの抄訳を発表した。この悪質なURLをクリックすると、ユーザは複数のリダイレクトページを経由して「セキュリティシールド」という偽のアンチウイルスプログラムを配布するWebページにリダイレクトされる。リダイレクト先のWebページにはコードの難読化技術が使用されており、JavaScriptによるRSA暗号化などが実装されている。同社のセキュリティエキスパートは、ワームを拡散させるTwitterのメッセージをすでに数千件確認しているという。感染したWebページにリダイレクトされると、疑わしいアプリケーションがPCで実行されているという警告が表示され、偽セキュリティ対策ソフトをダウンロードさせようとする。(吉澤亨史)http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582678