Microsoft IIS の FTP サーバにおけるヒープオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.04.23(月)

Microsoft IIS の FTP サーバにおけるヒープオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

1.概要
Microsoft Internet Information Services (IIS) の FTP サーバには、Telnet IAC データを含む不正な FTP リクエストを処理した場合に、ヒープオーバーフローが発生する脆弱性が報告されました。リモートの第三者に悪用された場合、FTP サーバを不正に停止される可能性があります。
この脆弱性は、0-Day エクスプロイトとして Matthew Bergin 氏が 2010/12/21 (米国時間) に exploit-db に公開したものになります。
現時点 (2011/1/17) では、この脆弱性を解消するパッチが公開されていないため、パッチが提供するまでの間、以下に記載する緩和策等を実施することを推奨します。

2.深刻度(CVSS)
10.0
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2010-3972&vector=%28AV%3AN/AC%3AL/Au%3AN/C%3AC/I%3AC/A%3AC%29

3.影響を受けるソフトウェア
Microsoft Internet Information Services 7.5

※IIS 7 などの他のバージョンも影響を受ける可能性があります。

4.解説
Telnet プロトコルでは、多種の Telnet コマンドを用いてクライアントサーバ接続を制御します。これらのコマンドを利用する際、文字コードではなく制御コードであることを示すために、Interpret as command (IAC) エスケープシーケンス (0xFF) と呼ばれるデータを Telnet コマンドの先頭に付与する必要があります。

Microsoft Internet Information Services (IIS) の FTP サーバには、FTP レスポンスを組み立てる際の Telnet IAC データのエンコード処理に不備が存在するため、過度に長い Telnet IAC データを含む不正な FTP リクエストを処理した場合に、ヒープオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、IIS 上で動作する FTP サービスをサービス不能状態にすることが可能となります。
なお、FTP サービスがサービス不能状態に陥るのみであり、IIS が提供する Web サービスなどの他のサービスは影響を受けません。

また、当該脆弱性を悪用して任意のコード実行を行うことは非常に困難であることが、Microsoft Security Response Center (MSRC) より報告されています。

この脆弱性は、FTP サービスコンポーネントをインストールし、FTP サーバを構成する環境が影響を受けます。当該コンポーネントは、既定でインストールされません。

5.対策
(Web非公開)

6.関連情報
(Web非公開)

7.エクスプロイト
(Web非公開)

8.想定される攻撃シナリオ
(Web非公開)

9.エクスプロイトの動作概要および結果は次のようになります。
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバーリスク総合研究所 コンピュータセキュリティ研究所

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Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《ScanNetSecurity》

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