セキュリティ脅威はPDFファイルによる攻撃からJava攻撃へ変化(G Data) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

セキュリティ脅威はPDFファイルによる攻撃からJava攻撃へ変化(G Data)

G Data Software株式会社は11月12日、社内ウイルスラボにおけるデータ解析の結果、2010年10月にジーデータ製品によって検出されたウイルスの傾向として、Javaの脆弱性を狙った攻撃がますますネット犯罪者たちによって利用されていることが判明したと発表した。2010年2月

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G Data Software株式会社は11月12日、社内ウイルスラボにおけるデータ解析の結果、2010年10月にジーデータ製品によって検出されたウイルスの傾向として、Javaの脆弱性を狙った攻撃がますますネット犯罪者たちによって利用されていることが判明したと発表した。2010年2月以来、最も多いセキュリティ脅威はPDFファイルの弱点を突いた攻撃だったが、10月にはJava攻撃を行うマルウェアに代わった。

同社ではJava攻撃が上昇している理由として、Javaの脆弱性が技術的に多くの可能性をサイバー犯罪者に提供している点、そしてシステムを感染させる他の手法と比べて、悪質なコードの開発と拡散がきわめて容易である点を挙げている。PDF感染の危険性がユーザに知られるようになったことも理由のひとつと考えられるほか、PDFソフトのベンダが脆弱性を解消すべくマルウェアを仕込みにくいよう努力をしている点も見逃せないとしている。

http://gdata.co.jp/press/archives/2010/11/java_1.htm
《ScanNetSecurity》

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