長崎大学病院は8月27日、同院入院患者の個人情報が記録されたUSBメモリを紛失したことが判明したと発表した。これは8月13日、同院に勤務する看護師から、患者延べ57名分の褥瘡リスクデータが記録されたUSBメモリを紛失した旨の報告があったというもの。報告によると、同看護師は7月18日に患者の褥瘡リスクデータ処理のため、関係書類とともに当該データが記録されたUSBメモリをクリアファイルに入れて自宅に持ち帰ったが、後日紛失に気づいたという。など、同院では原則院外持ち出し禁止としている。紛失したUSBメモリには、2009年4月から2010年6月までの当該看護師の担当病棟の褥瘡リスクデータで、延べ57名分の患者の電子データ(氏名、年齢、性別、診断名、リスク要因、自立度、危険因子評価、検査値)が記録されていた。なお、データの暗号化はされていない。また、同メモリには当該褥瘡リスクデータ以外のデータは記録されていないという。http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/topics/pdf/2010/topics_2010083001.pdf