同社がテストしたところ、同PDFファイルはWindowsプラットフォーム上でAdobe ReaderとFoxitの双方をクラッシュさせる。これらは「Exploit:W32/Pidief」の亜種であると検出された。これらのファイルは悪意をもって使用されてはいないが、エクスプロイトはエクスプロイトであり、同社はこれらをマルウェア検出に追加している。iPhoneでは、デフォルトではSafariブラウザによってPDFを閲覧することになる。攻撃はPDFファイル内に置かれた破損したフォントを使用して、Compact Font Format(CFF)ハンドラをクラッシュさせる。同社では、「これがAppleのセキュリティアーキテクチャをいかに無効にするかを考えると恐ろしい」としている。