社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は5月26日、「海外正規品」と謳って海賊版を販売していた男性が逮捕された事件を2件発表した。ひとつは千葉県東署が5月24日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製されたアニメーションを販売していた沖縄県国頭郡の無職男性(42歳)を著作権法違反の疑いで逮捕、26日に千葉地検へ送致した事件。 この男性は3月2日、東映アニメーション株式会社が著作権を有する劇場用アニメーション映画「ONE PIECE」等が無断で複製されたDVD9枚を、東京都の男性に対し「海外正規品」として6,800円で販売していた。もう一件は千葉県君津署が5月25日、同様の手法で海賊版のアニメーションDVDを販売していた千葉県市原市の会社員男性(30歳)を著作権法違反の疑いで逮捕、26日に千葉地検木更津支部へ送致した事件。ACCSでは、男性が販売していた海賊版DVDと、千葉県東署が摘発した男性が販売していた海賊版が酷似していることを確認しており、海賊版の入手先が同じ可能性もあるとみている。http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2010/1005.phphttp://www2.accsjp.or.jp/criminal/2010/1006.php