株式会社セキュアブレインは5月25日、「セキュアブレイン gred セキュリティレポートVol.10」を発表した。このレポートは、同社が運用する無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で2010年4月に収集した情報を元に、セキュアブレイン先端技術 研究所で分析を行ったもの。レポートによると、2010年4月に危険と判断されたWebサイトの数は4,085件で、先月に続き統計開始以来の最高値を更新した。Webの改ざん被害は前月に引き続き減少傾向ではあるが、「不正改ざんサイト」の被害サイトの内訳は、2010年2月の時点では企業サイト82.1%、個人サイト15.2%であったのが、2010年4月には企業サイト63.7%、個人サイト25.1%と、個人のWebサイトの改ざん被害が急増している。さらに同社でコンテンツを調査したところ、改ざん被害に遭った個人サイトの90%以上がブログであったという。攻撃者が、より多くの個人を攻撃対象としている可能性がうかがえるとしている。http://www.securebrain.co.jp/about/news/2010/05/gred-report10.html