マカフィー株式会社は4月5日、2010年3月のサイバー脅威の状況を発表した。これによると、3月は外部接続メディアによって感染するワームとそれによってインストールされるオンラインゲームのパスワードスティーラーがランキングのほとんどを占めた。これらはオンラインゲームが盛んなアジアにおいて、その傾向が顕著という。また、アジア圏内でのビジネス交流が増えていることを背景に、外部接続メディア経由によるワームによる被害も増えている。なお、検知数ランキングには入っていないが、偽セキュリティソフトウェアによる感染被害も拡大している。ウイルス検知数の上位は、会社数では1位が「Generic!atr」、2位が「Generic PWS.ak」、3位が「PWS-OnlineGames.hh」。データ数では1位が「W32/Conficker.worm.gen.a」、2位が「W32/Conficker.worm!job」、3位が「W32/Almanahe.c」。マシン数では1位が「Generic!atr」、2位が「W32/Conficker.worm.gen.a」、3位が「W32/Conficker.worm!job」。PUP検知数の上位は、会社数では1位が「Generic PUP.x」、2位が「Adware-OptServe」、3位が「Generic PUP.d」。データ数では1位が「Generic PUP.x」、2位が「MWS」、3位が「Adware-OptServe」。マシン数では1位が「Generic PUP.x」、2位が「Adware-OptServe」、3位が「MySearch」となっている。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10a.asp?pr=10/04/05-2