マイクロソフト株式会社は3月15日、Windows製品の海賊版や偽造品の被害対策や防止への取り組みの一環として、Windows 7向け「Windows Activation Technology(WAT)」のアップデートの自動配信を同日より提供開始し、また再生PC用正規Windows オペレーティングシステム(OS)ライセンスをOEM正規販売代理店経由で再生PC事業者に提供可能とする「Microsoft Registered Refurbisher プログラム」を2010年5月(予定)より開始すると発表した。これは、世界中で使用されているWindows製品の3分の1が海賊版や偽造品であることが報告されており、潜在的なセキュリティ侵害やデータ損失、個人情報の紛失や不正使用などの危険性があることや、新たにプロダクト キーもしくはCertificate of Auhenticity(COA)ラベルのみの不適切な販売による被害状況が増加していることを受けたもの。WATは、「Windows Genuine Advantageの認証テクノロジ」に代わるもので、アクティベーション処理と不正ライセンスの検出を行う。同日より「Windows Activation Technology Update(WAT Update)」の配信を実施、自動配信を開始することで、不正認証を検出する。http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3825