エフセキュア株式会社は1月21日、フィンランド本社による同社インターネットセキュリティ2010搭載の脆弱性シールドが「Aurora」による攻撃を未然に防いだことを発表した。脆弱性シールドは新しい脆弱性だけでなく、ドライブバイダウンロードという手法で、検知したWebサイトを介して感染拡大を狙うプログラムを分析し世界中のユーザとその情報を共有、防御力を強化する。 「Aurora」は、CVE 2010-0249として知られているInternet Explolarの脆弱性を悪用し、遠隔から感染したクライアントPCを操作可能にするもの。同社CTOピルカ・パロマキ氏は、新しいウイルスが発見され、修正パッチが配信されるまでの空白の時間に起こる脅威からユーザを守る脆弱性シールドにより、実際に「Aurora」の攻撃を受ける前に被害を未然に防ぐことができたと述べている。http://www.f-secure.com/ja_JP/about-us/pressroom/news/2010/fs-news_20100121_01_jp.html