デジタルアーツ株式会社と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は1月26日、慶應義塾高等学校(横浜市港北区)の第1学年全生徒の保護者を対象に実施した「青少年のインターネット・携帯電話利用に関するアンケート」の結果を発表した。調査結果によると、生徒(子ども)の約5分の1(22.7%)がインターネット上のトラブルに遭遇した体験があると回答しているが、保護者は10分の1(10.0%)しか子どもの遭遇体験を認識していないなど、生徒と保護者の認識に大きな乖離が存在することが明らかになった。 また、フィルタリングについてはその有用性を認識しつつも、PCスキルの低い初心者(保護者)が実際の利用に結びついていない状況が見受けられることや、青少年インターネット利用環境整備法を知らない保護者が、約半数(44.9%)であったことなどがわかり、同社では政府、民間事業者、学校等、および家庭の全体で積極的な取り組みが必要としている。デジタルアーツ:「青少年のインターネット・携帯電話利用に関するアンケート」第二回調査結果の発表についてhttp://www.daj.jp/company/release/2010/r012601.htm