NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は11月27日、NCSIRTアドバイザリを発表した。今回は、SANSインターネットストームセンターのハンドラであるJoel Esler氏が、Fedora 12のパッケージインストールに関して報告したものを翻訳している。 これによると、最新版Fedora 12で、11月に報告された「バグ」によると、GUIを使用した場合、Fedoraシステム上のデスクトップユーザが、署名されたパッケージをルート権限/ルート認証なしでインストール可能とのこと。これは仕様で、「バグ」ではない。なお、今回の仕様変更は、コマンドラインのyumに対しては影響しない。この仕様は、GUIを使用したパッケージインストールにのみ影響する。また、この仕様は無効にできる。 http://www.nri-secure.co.jp/ncsirt/2009/1127.html