しかし現状として、有名な脆弱性情報サイトを公開しているセキュリティベンダでも、情報提供をビジネスにしているハッカーやセキュリティ研究家から情報を買っているケースが多くあります。それに対し、IBM X-Forceは情報を購入しません。実際、IBM X-ForceのFAQページにWill X-Force pay for security vulnerability disclosures?(脆弱性情報は買ってもらえるのですか?)という問いがあり、No. IBM X-Force does not pay for disclosure of security vulnerability information.(購入しません)とはっきり記載されています。
IBM X-ForceのFAQページ http://www.ibm.com/services/us/iss/xforce/faqs.html#t01
分析レポートも独自性の強いものとなっています。X-Forceでは半年、1年の単位で「IBM ISS X-Force Trend and Risk Report」を発行していますが、日本ではアジア地域に特化した独自のレポートを提供しています。最新号も先日公開しましたが、PDFの脆弱性を悪用する攻撃やSQLインジェクションなど、上半期に話題になったものを中心に日本のSOCで収集、分析したインシデントの状況および状態の変化をまとめています。
【関連リンク】 IBM - セキュリティー&プライバシー・サービス http://www.ibm.com/services/jp/index.wss/itservice/igs/a1010214 X-Force セキュリティー・アラート&アドバイザリー http://www.ibm.com/services/jp/index.wss/offerfamily/its/b1332685 SOC Report, Tokyo SOC Report http://www.ibm.com/services/jp/index.wss/itservice_library/igs/a1010214 IBM ISS セキュリティー情報メール - Japan http://www.ibm.com/services/jp/info/xpumail/index.html IBM Internet Security Systems http://www.ibm.com/services/us/index.wss/itservice/iss/a1030786 ── ※ この記事は Scan購読会員向け記事をダイジェスト掲載しました 購読会員登録案内 http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?w02_ssw
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