株式会社ネットフォレストは7月14日、2009年6月のウイルス・スパムレビューをDr.WEBにおいて発表した。6月は、メールから感染するマルウェアによる被害がいかに迅速かつ広域に及ぶかを再認識させられた月であった。オンラインバンクや電子ペイメントのユーザを狙ったフィッシングメールの送信量の増加も確認されており、サイバー犯罪者たちは複数の環境で動作するマルウェアに更なる関心を寄せていると思われる。 またここ数ヶ月、ウイルス作者たちはいくつかの異なるプラットフォーム、つまり異なるOSを同時に攻撃するマルウェアの開発に腐心している。以前はこのような性質を持つウイルスはほとんど存在せず、WindowsとLinuxのいずれでも動作するウイルスの制作が数件試みられた程度であった。しかし現在では、このような性質を持つウイルスが数多く出回っている。6月に新たにウイルスデータベースに登録されたマルウェアの件数は19,746件で、これにより6月末時点での登録総数は615,253件となった。http://drweb.jp/news/20090714.html