エフセキュア株式会社は6月1日、最新の映画クリップやプロモーションビデオ、セレブなど有名人のゴシップを語ったメールなどによって感染するマルウェアやウイルスが急増しているという見解を発表した。同社が検知した2008年のマルウェア検知数は2007年の3倍と急増しており、オンライン犯罪が多発化、悪質化が顕著化している。パリス・ヒルトンやブランジェリーナ(ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫婦を指す呼び名)のゴシップは、コンピュータをトロイの木馬やスパイウェアに感染させるオンライン犯罪者の温床になっている。人気あるセレブのWebサイトにはオンライン犯罪への落とし穴が常に潜んでいる。犯罪者はセレブのWebサイトに侵入すると、ポップアップメッセージといった、さりげない手を使って偽のWebサイトに誘い込み、コンピュータを感染させる。http://www.f-secure.co.jp/news/200906011/