日本私立学校振興・共済事業団は4月1日、東京臨海病院が保有する個人情報がファイル交換ソフト「Share」経由でインターネット上に流出していることが3月13日に確認されたと発表した。同院で原因を調査した結果、同院をすでに退職した職員が在職中に自己の研究を目的として自宅に持ち帰った業務関連ファイルを、自宅の個人所有PCに保存していたところ、同PCにてファイル交換ソフト「Share」を使用していたことにより暴露ウイルスに感染し、同PCに保存されていたデータがインターネット上に流出したことが判明した。 流出した情報の中に、個人情報が含まれていることが確認された。流出した個人情報は、平成14年4月から平成19年2月までに、同院で心臓カテーテルを実施した598名の患者の漢字氏名、フリガナ、患者ID番号、生年月日、診療科名等。なお、患者様の住所・電話番号・病名は流出していないという。http://www.tokyorinkai.jp/inside/pati/pati7.html