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2018.10.17(水)

スパム業者とメールマガジンASPの関係(4)

 メールマガジンASP業者の中には、事実上スパム配信を容認し、スパム業者の温床になっているところがある。そこで本論では、スパムメールとメールマガジンASP業者との関係を洗い出し、問題点を整理してみる。今回は、スパムを防ぐ方法を振り返ってみる。

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 メールマガジンASP業者の中には、事実上スパム配信を容認し、スパム業者の温床になっているところがある。そこで本論では、スパムメールとメールマガジンASP業者との関係を洗い出し、問題点を整理してみる。今回は、スパムを防ぐ方法を振り返ってみる。

●スパムを防ぐ方法をちょっとおさらいしてみよう

 スパムを防ぐ方法は、おおまかに下記のように分類されることが多いらしい。

・OP25B(Outbound Port 25 Blocking)

 ISPなどが行うメール送信用ポート25番へのアクセスをブロックする方法。国内の主要なISPが対応していて、成果もあがっているようである。

 ちなみに迷惑メール相談センターでは、ISPが実施したOP25Bの結果について検証を行っている。なかなか興味深い結果なので、関心のある方はごらんになるおもしろいと思う。

ISPによるOP25B 実施結果
http://www.dekyo.or.jp/soudan/taisaku/i2-1.html

・フィルタリング(レピュテーション)

 いわゆるスパムDBを参照して、該当するものをはじく方法である。代表的なスパムDBには下記のようなものがある。

 スパム対策製品でも、この方式を採用しているものは多い。スパム対策の代表的な方法論のひとつといっていいだろう。ただし、アンチウイルス製品と同じように、半永久的に更新が必要であり、なんとなくいいように商売のネタにされているような気がしないでもない。

 rbl.jp
http://www.rbl.jp/
 SPAMHOUS
http://www.spamhaus.org/
 SpamLinks
http://spamlinks.net/
 spamcop.net
http://www.spamcop.net/
 CBL
http://cbl.abuseat.org/
 DSBL
http://dsbl.org/

・コンテンツフィルタリング

 メールの内容を判別して、スパムかどうかを判定する方法である。わかりやすいし、ゲートウェイでもクライアントPCでも使える。しかし、フィルタリングを回避するのも、また簡単である。コンテンツの判別方法としては、キーワードによるものやベイジアン統計を用いたもの、URLブラックリストを用いたものなど、いくつかの種類がある。これもスパム対策の代表的な方法論のひとつといっていいものだろう。結構チューニングが必要そうな気がする。

 キーワードなどの内容によってフィルタリングする方法の場合、巧みに言葉を変えるとか、画像ファイルのみを送りつけるとか、PDFを送りつけることによってフィルタリングを回避することが可能である。

 最近では、URLを短くするサービスなどがあって、URLブラックリストは実質無効化しているような気がする。

 tinyurl.com
http://tinyurl.com/

 ちなみに筆者は、日本からしかメールが来ないメールアドレスに件名の最初3文字が半角英数文字だったらスパムと判別するフィルタリング設定をしている。めちゃくちゃ便利である。

・ドメイン認証

 送信側のドメインを受信側が認証する方法。SPF(Sender Policy Framework)、DKIM(DomainKeys Identified Mail)といった方法がある。政治的な意図というか、この分野が盛り上がると新しいセキュリティ製品ジャンルになるんで、期待している業者さんもいるような気がする…

【執筆:Prisoner Langley】

【関連記事】
スパム業者とメールマガジンASPの関係(1)
https://www.netsecurity.ne.jp/3_13046.html
スパム業者とメールマガジンASPの関係(2)
https://www.netsecurity.ne.jp/3_13071.html
スパム業者とメールマガジンASPの関係(3)
https://www.netsecurity.ne.jp/3_13097.html

【関連リンク】
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