株式会社ホットリンクは11月7日、インターネット上で増加しているスパムブログを排除するための高性能スパム排除技術を開発したと発表した。 開発したのは、膨大な量のブログの中から、営利目的などで特定のサイトや広告に誘導するスパムブログを高精度のフィルターを使って自動的に判定し、排除する技術。他人が書いたブログやSNS、掲示板、Wikipedia記事などをコピーするなどといった作成手法による分類、アダルト、ギャンブル、悪質なアフィリエイトなどを掲載するといったコンテンツ内容からの分類の二通りの方法で改めてスパムブログを定義し、判定を行っているのが特徴。また、スパム排除レベルを利用者が自分で調整でき、ユーザーの利用目的に応じて排除する排除しないを決定することも可能。 社内のテストでは、スパムブログの排除率が90.25%、誤検出率は3.28%という結果がでており、非常に高い精度でスパムブログの排除が可能としている。今後は、このスパムブログ排除エンジンを同社のサービスである「電通バズリサーチ」「クチコミ@係長」に順次搭載し、サービスを提供していく予定。また、ブログサービス事業者に対しても、スパムブログ排除機能を有料にて提供していく。 http://www.hottolink.co.jp/entry298.html