株式会社絵本ナビは8月13日、同社が管理するサーバに対して外部からの不正アクセスがあり、ユーザ情報の一部が漏洩したことが判明したと発表した。これは6月20日深夜2時頃、同社Webサイトにおいて一部サイトが改竄されて不正ファイルが混入し、当該ページにユーザがアクセスした際に悪意のある不正なファイルに感染する恐れが発生した。同社システム部がこの事態を認識した時点で即時サイトを閉鎖し、Webサイトの脆弱な部分に対する対処を行い、同日夜9時45分頃にサイトを再開している。 この不正アクセスについて過去のシステムログを確認した結果、不正アクセスによりユーザ情報の一部が漏洩している可能性が発覚し、専門の第三者機関である株式会社ラックに対して正式に調査を依頼した。調査の結果、不正アクセスにより27,469件のユーザIDとパスワードの漏洩が確認されあ。なお、住所や氏名などについては漏洩していない。また、クレジットカード情報は同社では保持していないため、漏洩した情報に含まれていないという。http://newblog.ehonnavi.net/2008/08/post_32.html