横浜市病院経営局は10月2日、同局の経営改革部経営改革担当システム改革担当係長が自宅で使用している個人用PCから患者情報、市職員情報、業務関連資料が流出していたことが判明したと発表した。同局では、506件のファイル、1601件のメール、約60名分の当該職員作成の同期入庁者名簿(氏名、部署、職場電話番号、職種、生年月日、自宅電話番号、自宅住所)、担当業務関連資料(システム構築関連、システム概要、システム仕様)、職場研修資料、職場の作成プログラム、市政情報、個人の家族写真、動画、音楽ファイル、ゲームが流出していたと9月28日に発表しているが、患者の個人情報も含まれていたと改めて発表した。判明した個人情報は、横浜市保土ヶ谷区の市立市民病院に2006年11月頃から入院した患者1,115名分や、2005年3月から入院した患者417名などで、患者の氏名、病名、重症度などが含まれていた。また、市職員約2,000名分の個人情報(氏名、住所など)も含まれていたという。流出の原因は、同PCにインストールされていたWinnyからのウイルス感染としている。横浜市病院経営局、横浜市病院経営局職員個人パソコンからの情報流出についてhttp://www.city.yokohama.jp/me/byouin/kisya/070926.html