徳島大学病院は9月13日、患者の個人情報を記録したPCが盗難被害に遭ったと発表した。これは、9月8日深夜から9日9未明(推定)にかけて、医学部臨床研究棟および同院の中央診療棟の複数の部署において、PC等が盗難に遭う事件が発生したというもの。盗難されたPCには、個人データ約23万件分の情報(氏名、患者番号、生年月日、診断名など)が含まれていた。なお、同院によると盗難にあったデータはカルテ(診療録)ではなく、病理組織検査・細胞検査や超音波検査のデータで、一部研究用データも含まれているという。また病院のデータにはID、パスワードのほか同院独自のセキュリティが施されており、研究用データについてもIDとパスワードによる保護がなされているため、第三者が内容を閲覧することは困難としている。徳島大学病院:パソコン等の盗難事件についてhttp://www.tokushima-hosp.jp/p_news/news.html#150