ワンビ株式会社は9月7日、盗難や紛失したPCのデータを遠隔から消去する企業向けサービスの最新版「トラストデリート ASP v1.5」の提供を開始した。同サービスは、PCのHDD内に保存されている個人情報や機密データを、消去対象データとしてあらかじめ設定し、PCが紛失または盗難にあった際に、サーバに指示を送るだけで対象データを消去することができる情報漏洩対策サービス。一定時間インターネットに接続しなかった場合に、消去対象データを見えなくする「不可視タイマー機能」、消去したファイルの名前や消去完了日時などの情報を「消去確認証明書」としてインターネットから取得することができる機能を備えている。最新版は、複数のPCを一括管理できる「消去管理者機能」を始め、複数のPCにインストールする際に組織ごとのルールを設定できる「カスタマイズ設定機能」、消去命令の発行時に消去フォルダの指定ができる「遠隔消去データ指定機能」が追加され、大幅に機能強化した。対応OSはWindows Vista/XP/2000。契約は年間契約で料金はオープン。販売は大塚商会が行う。http://www.onebe.co.jp/newsrelease/release070907.html