現役ペンテスト技術者が選ぶ 使えるセキュリティツール (4)「AMAP」 | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

現役ペンテスト技術者が選ぶ 使えるセキュリティツール (4)「AMAP」

このコーナーでは、現役のペネトレーションテスト技術者が、使えるセキュリティツールを、ペンテストの現場の視点から紹介します。

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このコーナーでは、現役のペネトレーションテスト技術者が、使えるセキュリティツールを、ペンテストの現場の視点から紹介します。

・名称…AMAP

・分野…フットプリンティング

・配布制限…GPL

・商用版の有無…無

・DL URL…http://www.thc.org/thc-amap/

・対応OS…Linux系OS


(1) 基本項目と概要
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筆者の記憶が正しければ、以前に紹介したツールNMAPが「NetworkMapper」に対してAMAPは「Application Mapper」の略である。このツールはオープンポートへの接続を行い、その応答の確認と独自のデータベースと比較することでそのポートで行われているサービス(httpやSMTP、DNSなど)が何であるか(どのプロトコルか)ということが調査できる。


(2) コマンドサンプル
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特筆すべき機能は、二つ存在する。

一つは「Mapping Mode」、もう一つは「Banner Mode」である。まず、この二つの説明をしておく。

「Mapping Mode」は、送信したパケットに対する反応を独自のデータベースと比較し、サービスの種類(プロトコル)を調査することができ、「Banner Mode」は指定したポートへと接続を行い、返ってきたメッセージ(バナー情報)を確認することが可能である…

【執筆:NTTデータ・セキュリティ株式会社 辻 伸弘】

NTTデータ・セキュリティ株式会社
http://www.nttdata-sec.co.jp/

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(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》

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