株式会社PFUは8月22日、PFU検疫ネットワークシステムの検疫ソフトウェア「iNetSec Inspection Center」の機能強化を行い「iNetSec Inspection Center V4.0」として同日より販売を開始したと発表した。今回の機能強化では、従来の社内ネットワーク接続における検疫に加え、SSL VPNによる社外からのリモートアクセスに対して検疫の利用範囲を拡大した。また、クライアントPCのセキュリティポリシー対応状況を運用管理者が一元管理するための機能を強化している。価格は100クライアント規模、SSL VPN方式の場合でシステムが333万円(税別)から、運用サービスが111万円/年(税別)からとなっている。利用範囲は、「LAN検疫」に加え新たに「リモートアクセス検疫(SSL VPN方式)」に対応した。F5ネットワークスのSSL VPNアプライアンス製品「FirePass」のWEBブラウザをベースとするSSL VPN機能とのシームレスな連携を可能とし、リモートアクセス環境(SSL VPN)におけるWEBブラウザベースの検疫を実現している。また、MACアドレス、IPアドレスに加え、新たにコンピュータ名の収集・記録に対応した。これにより検査対象PCの個体識別性が高まり、運用管理者は「何時、どのPCが、どういうセキュリティ対策状況であった」という情報を一元管理しレポーティングできるようになっている。http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new070822.html