セキュリティ商材に強い商社や SIer を訪問し、いま売れているセキュリティ商品や、上手なセキュリティ商品選びのコツを、マーケティングや販売、開発の第一線で活躍する専門家に教えてもらう、SCANの人気連載「失敗しないセキュリティ商品選び」ですが、フォーバル クリエーティブ、住商情報システムと来て、3回目の今回は、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)の徳丸 浩 氏を訪ねました。京セラコミュニケーションシステム株式会社http://www.kccs.co.jp/KCCSのID管理システム:GreenOffice Directoryhttps://www.netsecurity.ne.jp/product/s00343/─>> 製造業系の情報子会社が成功できた理由─まず、KCCSとはどんな会社ですか?KCCSは、京セラの情報システム部門が独立してできた会社で、すでに12年が経過しています。独立の際、正確には情報システム部門と「APS事業部」がひとつになっています。情報システム部門はコボルを中心にシステム開発を行うような、言わば保守的な雰囲気を持つところでしたが、APS事業部は当時「マイコン」と呼ばれていた16ビットのPCで何かをやろうとする、ベンチャー気質に富んだ事業部でした。この相反するような部署がひとつになったことが、結果として良かったのかも知れません。製造業系の情報子会社というのは、他の企業に買収されることも多く、あまりうまくいかないとされています。その点では、KCCSは成功した例といえるでしょう。当初はセキュリティ中心ではありませんでしたが、Tripwire社の創業者に出資の依頼を受けたことから、セキュリティ製品を扱うようになりました。─最近のセキュリティ製品の傾向を教えてくださいホームページなどの改ざんに対する事前検知の必要性が、日本でもようやく認識されてきた印象があります…【執筆:吉澤亨史】──この記事には続きがあります。全文はScan Security Management本誌をご覧ください。◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm