日本CA株式会社は1月18日、企業のWebアプリケーション向けにユーザー認証と詳細なアクセス制御を実現するソリューションの最新版、「eTrust SiteMinder r6.0 SP5」の販売を開始した。同製品は、アプリケーション間でのシームレスなID連携(=アイデンティティ・フェデレーション)を実現するソリューションの最新版。企業のWebアプリケーションのためのセキュリティ基盤および管理基盤として、ユーザー認証ときめ細かなアクセス制御を行うための一元化されたインフラストラクチャを提供するもの。最新版では企業内アプリケーションと外部アプリケーションやサービスとの間でIDを連携させてシングル・サインオンを実現するフェデレーション機能を強化。新たにマイクロソフト社の「Microsoft Active Directory フェデレーションサービス(ADFS)」に対応したほか、アイデンティティ・フェデレーションの標準規格である「SAML(Security Assertion Markup Language)2.0」など多様な認証方式をサポートし、ADFSを利用するパートナーとの相互運用が可能となっている。また、エージェント型とプロキシ型の両方をサポートとしており、既存のシステム環境に応じた導入が行える。対応サーバはWindows2000/2003SP1、Solaris 8/9/10、HPUX 11.11、RedHat AS/ES 2.1、RedHat AS/ES 3.0。価格は524,000円(100ユーザー)〜。http://www3.ca.com/jp/press/PressRelease.aspx?CID=97460